私事(わたくしごと)にとらわれず
皆の為に行動すれば
必ず善い世界となる

11月も昨日は立冬。 七十二侯では11月7日~11月21日は「山茶始開」(つばきはじめてひらく)、「地始凍」(ちはじめてこおる)、「金盞香」(きんせんかさく)です。椿はさざんか、金盞花は水仙のこと。朝の気温は下がり、昨日は富士山も初冠雪🗻いよいよ地面が凍る季節がやってきますね💦 昔も今も季節の目安とするものが変わらないそんな国に暮らす有り難さをずっと噛み締めていたいなぁと思います💕 今月のお言葉は、『法連抄』の一節、「天地は国の明鏡なり」から。 天地は私たちの営みを写す鏡と言われます。地震や大雨等のかつて経験したことのない自然災害が起こり、復興も長い年月かかります。そして、私たちが便利に暮らそうと思えば思うほど、人為的な災害も起こり、まさに天地はこの先どうなっていくのか、先人の教えを活かせない私事の塊。私事にとらわれず、皆のために行動すれば必ず善い世界になる・・。 「智者と申すは此くの如き時を知りて法華経を弘通するが第一の秘事なり。たとへば渇ける者は水こそ用ふる事なれ・・・一をもて万を察すべし」。先に立つ方は一を持って万を察する人であってほしいと願います🙏🏻